職歴・経歴
高岡 武志
防災アドバイザー/防災系YouTuber
これまでの職歴
- 消防士(神戸市消防局 消防隊長/広報担当)
- 陸上自衛隊員(第3師団後方支援連隊)
- 江崎グリコ アイス商品企画担当
高岡 武志
防災アドバイザー/防災系YouTuber
これまでの職歴
- 消防士(神戸市消防局 消防隊長/広報担当)
- 陸上自衛隊員(第3師団後方支援連隊)
- 江崎グリコ アイス商品企画担当
経歴
- 小学校6年生の1月、阪神淡路大震災で自宅が全壊
- 大学在学中(神戸大学経営学部)に防災士の資格を取得
- 災害派遣で活躍する陸上自衛隊に関心を持ち、大学を休学して入隊
- 大学卒業後、江崎グリコに就職するも防災の道を捨てきれず消防士に転職
- 神戸市消防局にて13年間勤務。
- 本部の広報担当として、カシオ計算機とコラボしたGショックの発売や、フジテレビのガチャピンが消防隊長となって活躍する防災動画といった、話題性が極めて高い企画を多数立案・実施。
- 消防署では消防隊の小隊長として、炎上火災への出動や、交通事故・暴行事件・心肺停止事案等へ応援出動するなど、様々な災害現場を経験。
- 合同会社ハザードゼロを立ち上げ、防災講演会の講師として独立。
- キッザニア甲子園でのキャスト経験と、関西人ならではの明るさを生かして、「防災なのに楽しい話!」をコンセプトに全国で防災講演会を展開中。
- YouTubeチャンネル「高岡防災」を立ち上げ、さまざまなテーマで防災情報を楽しく発信中。(チャンネル登録者数は開設1年で6万人超)
「防災なのに楽しい話!」というコンセプト
「防災なのに
楽しい話!」
というコンセプト
私はこれまでに、大地震の怖さを伝えたり、災害で大切な人を失う悲しさを訴える防災講演会を数多く見てきました。どれも素晴らしい内容で、目に涙を浮かべながら話を聞く方や、「帰ったら防災対策しないとね」と言い合いながら帰る方々を山ほど見てきました。また、テレビで震災特番が流れた翌日の職場などで「怖かった!ちゃんと備えないとね!」と言い合う方々の会話だって何度も耳にしてきました。
それなのに、私が消防隊員・救急隊員になって出動先で見たのは、「大半の家が家具固定をしていない」、そして「誰も玄関先に防災リュックなど置いていない」という現状でした。
結局、災害の「怖さ」や「悲しさ」を伝えるだけでは、人の心を一瞬は突き動かしても、翌日以降に「実際に行動して防災対策をする」所までたどり着かないという事です。
この状況は、例えるなら「子供が宿題を後回しにしてゲームをしてしまう」のと全く同じ構造です。子供は宿題をやらないまま翌日になる「怖さ」や「悲しさ」を充分理解しているのに、結局後回しにしてしまう。この原因は簡単で、単純に勉強が【楽しくない】からです。これは防災対策と全く同じ話ですよね。
であれば、シンプルに「防災って意外と楽しい(勉強って楽しい)」と感じてもらうことが最短の解決策となるはずです。簡単に実現できることではありませんが、「防災なのに楽しい!」を実現することが「最適解」になるはずです。
そう考えた結果として、高岡防災はYouTubeや講演会で【楽しい・面白いと感じてもらうこと】に最も重点を置く事に決めました。もちろん災害の「怖さ」や「悲しさ」を伝える事だって忘れません。でも、一番重要なのは「楽しさ」です。楽しくなければ、人は動かないからです。
この信念を1行にまとめたものが、高岡防災が掲げる「防災なのに楽しい話!」というキャッチコピー(コンセプト)です。